歯のトレーニング
歯並びの根本的な要因を突き止めそこに働きかける!!
私には子供が1人います。
子供が3歳の時です。
2ヶ月に1回の歯のクリーニングに通っていましたが
担当の衛生士の方に前歯の食い込みが進んでしまっているのと
前歯が片方前に出てきてしまっているので
歯のトレーニングしませんか?と勧められました。
矯正器具を使って歯並びをなおしても日常生活での悪週間が改善していないと
歯並びは後戻りしてしまうので
歯のトレーニングをして悪習慣をなおして歯並びが悪くならない様にしていこう!
といったプログラムだと説明を受けました。
悪習癖って
・指吸い
・唇を噛む
・頬杖
・口呼吸
・姿勢が悪い
・お口ポカン
・歯ぎしり
・いびき
・くちゃくちゃ食べるなど
これらの癖が悪い歯並びに繋がってしまうということなのです。
根本的な原因にアプローチすることで歯並びが悪くなる前に予防できる!!
歯並びが悪くなる前にその目を摘み取りましょう!!
とのことで
3歳の子供のトレーニング開始しました。
月に2回の通院(トレーニング)で5500円でした。
基本はトレーナーさんが決めてくれたメニューを自宅で実施して
通院日に経過を見せに行きます。
なので毎日のトレーニングをしていなければ月2回の
トレーニングに参加してもあまり意味を持ちません。
毎日コツコツが大切な様です。
毎日のトレーニング
- 口を閉じて鼻呼吸の練習をする
- お口の体操の中から一つ選んで練習する
- 口の中にマウスピースを入れて唇を閉じるなど
その時の子供のお口の状態に合わせて
トレーナーさんがお家で実施するメニューを決めてくれました。
あいうべ体操やぶくぶく体操は長い間メニューに取り入れられていました。
呼吸法
鼻呼吸
背筋を伸ばして立ちお腹に手を添えて
お腹に意識を集中させ鼻から3秒息を吸い込み鼻から4から6秒かけて息を吐き切る。
椅子の鼻呼吸
鼻から肺全体が膨らむくらい息を吸います。
吐く時も鼻から最後まで吹き切る。
頭の上から引き上げられるイメージで椅子に浅く座った状態で肩甲骨を狭め
背筋を伸ばす。
頭の上からロープで引き上げられるイメージを持つ。
立姿の呼吸法
立った状態で背筋を伸ばす。
お腹を凹ませた状態で頭から肩、腰、お尻、踵までを壁につける。
鼻呼吸と舌の位置に関して
上顎にあるスッポトを意識して舌を置く
お口の体操
あいうべ体操
ガラガラ
ガラガラとうがいをする様に下を動かすことにより
唾液腺を刺激して唾液が出てきます。
ぶくぶく体操
・両頬を膨らませて「ぶくぶく」
・右頬だけで「ぶくぶく」
・左頬だけで「ぶくぶく」
・上唇を膨らませて「ぶくぶく」
・下唇を膨らませて「ぶくぶく」
各10秒やっていく。
ホッピング
舌全体を上顎に吸い上げ「ポン」と音を出す。を10回など
その時のメニューの組み合わせによって回数は変わっていました。
お口を鍛える遊び
かざぐるま回し
息を細く長く吐いてかざくるまを回す。
吹き戻し
吹き戻しを唇の力だけで加え、鼻で息をして口で吹く。
ストロースースー
・小さく切った紙を数枚テーブルに置く。
・ストローを口に加えて紙を吸い上げる。
ストローの吹き玉
・曲がるストローの先にハサミで切り込みを入れて先を上に向ける。
・発泡スチロールで小さな球を作る
・小さな球を浮かし続けられる様に長く息を吹き込む
姿勢・正しい姿勢でにっこり素敵な笑顔を目指そう
3点歩行で歩こう
3点とは
・指
・指の付け根
・かかと
安定した足裏
3点を使った歩き方は重心が真ん中にある。
不安定な足裏
外反母趾や浮き足などで歩く時に2点しか使えていないと重心が踵に片寄ってしまう。
足裏を使おう
裸足で芝生や土、玉石の上を歩いたり
足の指を良く使うことで活性化されると言われている。
足の裏にあるセンサー、「メカノレセプター」
メカノレセプターがしっかり働くことで立体バランス能力は向上するそう。
足裏の感覚を養うことで足裏の筋肉が発達し土踏まずが正しく形成され
足の指も上手く使うことができる様になる。
足の指の力は歩くことだけでなく
走る・跳ぶ・投げる・といった様々な運動に影響するのでとても大切です。
靴えらびのポイント
甲の高さが調整できる
ひもやワンタッチテープなど甲の高さが調節できる靴を選んで
子供の足の合わせてきちんと締めてあげる。
つま先は広く厚みがある
子供は指で地面を掴む様に歩くので指が自由に動かせる余裕が必要。
つま先が少し反り上がっている
土踏まずが完成していない子供はベタ足で歩くので、そりがないとつまずきやすくなってします。
かかと部分がフィットしているか
足が靴の中で泳がないように固定することで安定した歩行ができる。
靴底には適度な弾力性があるか
地面から衝撃をやわらげることで足を守ります。
厚すぎる靴底も避けた方が良い
足の曲がる位置で靴も曲がるか
サイズが大きいと曲がる位置がズレてしまう。
厚すぎて曲がりにくい靴底も適さない。
足の為にできること
足はカラダを支える土台!
足と体は1対1で繋がっていて密接に関係しています。
土台である足のバランスが悪いとアンバランスになり歪みや悪い姿勢の原因になる。
なので
・足を観察しましょう
・サイズの合った靴を履きましょう
・足を触ってあげましょう
・よく歩きましょう
・裸足で足を刺激しましょう
食事中の姿勢・背筋を伸ばした姿勢でいい歯並びを作ろう
いい姿勢
・手に持って食べる
・茶碗を正しく持とう
・足をきちんとつけて食べることで噛む力は15から20%アップ!
よく噛むことも大切ですが
食事の時に足がブラブラしていると身体に力が入らず背筋を伸ばすことも難しくなり
噛む力も弱くなってしまう。
きちんと物を咬むためには首の骨と筋肉がしっかりしており
その上で頭が安定している必要があります。
頭の位置が不安定な状態だとしっかりと咬めないので顎の骨の発達が悪くなります。
子供の時期に頬杖をついたり足を組んだり猫背などで姿勢が悪くなると
顎の骨の発達も悪くなります。
そのため永久歯が生えてくる時期に歯がきれいに並ぶスペースが確保できなくて
歯並びが悪くなってしまうので、
子供の頃から固いものをよく噛んで顎を発達させ正しい姿勢を心がけることで
悪い歯並びにならない様に予防することが大切です。
日常の食いしばり
・考えこんでいるとき
・ゲームに夢中になっている時
・シリアスなシーンのテレビ画面い集中している時など
日常の動作で気がつかづに食いしばっていることがあります。
歯を接触させるだけでも歯・筋肉・舌など組織は疲労します。
何かに集中している時や精神的ストレスは食いしばりを増長させると言われています。
もし食いしばりをしてしまっていることに気がついたら
顎の力を抜いて上下の歯と歯を離して、肩の力を抜き回してストレッチしましょう。
睡眠中の食いしばり
睡眠中の食いしばりは起きている時の最大6倍の力で食いしばるといわれています。
また精神的ストレスにより増長するとも言われているので
眠る前はリラックスし顎の筋肉もリラックスさせましょう。
「食べる・飲み込む・話す」以外は歯を合わせないように顎をリラックスさせてすごしましょう。
トレーニング1年やってみて
結果
上記の様々なポイントを教えてもらい
自宅でもコツコツトレーニング実施しました。
片方の前歯が少し出っ張ってしまっていたのですが
なんとその前歯が両方揃ったのです。
(両方が前に出たのではありませんよ!笑)
揃ったなと感じたのは初めて7ヶ月くらいの時でした。
まだ全体の食い込み気味の歯はもう少し後ろの下げたいなとのことで
引き続きトレーニングを続けています。
6歳になったらトレーニングのコースを変えて
マウスピースもマイオブレイスに変えて勧めていこうか?と打診されたので
このまま言われるがままマイオブレイスへ移行すべきか悩み中です。
今の歯茎が柔らかいうちにできるだけ前歯を適正な位置に戻せたら
マイオブレイスへ移行しなくてもいいのかな?
移行するはどうか複数の病院に相談するのもいいかなと思っています。